#49 初めての常連さんができたときに意識したいこと
コンカフェで働いていると、「また来てくれた!」と嬉しくなる瞬間があります。
何度か来店してくれるお客様が増えると、少しずつ顔や名前を覚えたり、前回の会話の続きをしたりと、接客にも変化が出てきます。
一方で、
「常連さんだから特別に接した方がいい?」
「他のお客様との接し方はどうすればいい?」
「仲良くなったから、距離を縮めても大丈夫?」
と迷うこともあるでしょう。
常連さんとの関係を長く続けるために大切なのは、特別扱いをすることではありません。
「また来てくれたことへの感謝」と「自然な距離感」
① 「また来てくれてありがとう」を伝える
何度も来店してくれるお客様ができると、つい「いつものこと」と感じてしまうことがあります。
しかし、お客様にとっては、忙しい時間の中からお店を選んで足を運んでくれているということを忘れてはいけません。
「また来てくれてありがとうございます!」
「今日も会えて嬉しいです!」
など、素直に気持ちを伝えてみましょう。
長い言葉を考える必要はありません。
短い一言でも、来店してくれたことを喜んでいる気持ちが伝われば、十分に嬉しいものです。
② 前回の話を一つだけ覚えておく
常連さんとの会話では、前回話した内容を一つだけ覚えておくのもおすすめです。
例えば、
「この前言ってた旅行どうでした?」
「前に話してた仕事、最近どうですか?」
といったように、前回の会話につなげてみましょう。
すべての会話を完璧に覚える必要はありません。
ほんの一つでも覚えているだけで、「ちゃんと話を聞いてくれていたんだ」と感じてもらいやすくなります。
会話の続きがあることが、常連さんとの関係を深めるポイントです。
③ 常連さんだけに集中しすぎない
常連さんができると、ついついそのお客様との会話が楽しくなり、長く話してしまうことがあります。
しかし、店内には初めて来店したお客様や、他のキャストを待っているお客様もいます。
常連さんを大切にすることはもちろん重要ですが、店内全体を見る
「ちょっと待っててくださいね!」
と一言伝えて他のお客様へ目を向けるだけでも、印象は変わります。
常連さんを優先するのではなく、すべてのお客様が楽しめる空間を
④ 仲良くなってもお店のルールは守る
何度も会っていると、少しずつ距離が近くなっていくこともあります。
会話が盛り上がったり、冗談を言い合えるようになったりするのは、信頼関係ができている証拠でもあります。
ただし、どれだけ仲良くなっても、お店のルールや決められた距離感を忘れてはいけません。
「この人なら大丈夫」と思ってルールを曖昧にしてしまうと、後から自分自身が負担を感じることもあります。
仲良くなることと、何でも許してしまうことは別です。
無理のない距離感を保つことが、長く良い関係を続けるために大切です。
⑤ 「来てくれること」を当たり前にしない
常連さんとの関係で最も大切にしたいのが、感謝の気持ちです。
何度も来店してくれるようになると、「今日も来るだろう」と考えてしまうことがあります。
しかし、来店してくれることは決して当たり前ではありません。
「今日も来てくれてありがとう」
「また会えて嬉しい!」
そんな気持ちを毎回忘れないことが、信頼につながります。
特別なサービスをする必要はありません。
いつもの丁寧な接客に、少しだけ「覚えている」「嬉しい」
まとめ
初めて常連さんができたときは、嬉しさから「もっと仲良くならないと」と考えてしまうかもしれません。
しかし、大切なのは無理に距離を縮めることではありません。
- また来てくれたことに感謝する
- 前回の会話を一つだけつなげる
- 新規のお客様にも目を配る
- 仲良くなってもお店のルールを守る
- 来店を当たり前だと思わない
この5つを意識することで、自然で心地よい関係を築きやすくなります。
常連さんは、キャストにとって大きな支えになる存在です。
だからこそ、特別扱いをしすぎるのではなく、「
無理のない距離感を保ちながら、一緒に楽しい時間を積み重ねていきましょう。
